はじめてペット葬をする方へ
ペット葬は、保健所でほかの動物と一緒に焼かれてしまうのがあまりにもつらいという、飼い主のために生まれたサービスです。家族同様の葬儀で見送ってあげたいという想いから生まれたのがペット葬ですので、火葬から納骨まで丁寧に執り行われるのが一番の特徴でしょう。葬儀は専門の業者に依頼することになりますが、一般的な流れについて紹介します。まず業者を選び、相談をして葬儀の内容を決めます。個別火葬や個別埋葬のほか集団火葬や集団埋葬などもあり、希望があれば火葬に立ち会ったり返骨してもらったりすることもできます。当日は業者が専用車で迎えが来てくれるので、それまではペットを安置しておきましょう。頭とお腹を氷やドライアイスなどで冷やすことが大切です。火葬車に来てもらう場合は、その場でのお別れになります。会場で火葬する場合は規定日に火葬がおこなわれますので、立ち会う場合は参列します。おもちゃや花など一緒に棺に入れることができますが、金属やプラスチックなど燃やせないものは入れることはできません。返骨を希望する場合はお骨を受け取ってから納骨する場所を決めますが、業者が責任をもって納骨室に納め、供養される場合もあります。49日まで預かってくれる業者もありますので、あらかじめ確認しておきましょう。